
麻と木と・・・菊陽店のレンタルスペース。
10月23日〜10月29日の出店者は、熊本県で陶芸作家として活動されている「あさ工房」さん。
1999年に開窯するも、2016年の熊本地震で被災しやむを得ず解体することに。
それでも陶芸をあきらめきれず令和元年に阿蘇の自宅に小さな窯を据え現在の形になったそうです。

そんな「あさ工房」さんの作る作品たちからは、ホッとする日常のひと時やそこにある小さな喜びが感じられます。

バリエーション豊かな陶器のマグネットは、一つ一つ違った表情。
陶器ならではのすべやかな質感ところっとしたデザインは見ているだけで楽しい気分に。

こちらは丸みを帯びたシルエットがかわいらしいおにぎりの箸置き。
絵付けでばらつきが出る陶器の質感を活かし、お米の粒感と海苔の凹凸感が見事に表現されています。

角が丸い三角屋根が特徴的なお家の形をした豆皿。
食卓に並べるちょっとした薬味を載せるのはもちろん、カトラリーを置くためにもお使いいただけます。

フクロウをかたどったユーモラスな箸立て。
胴長なデザインとキョトンとした表情が素敵なアクセントになっています。

手回しろくろで作られたカップたちは使い手を考えたシンプルなデザインに。
均一な仕上げが難しい手回しろくろならではのムラのある仕上がりからは、
ハンドメイドならではの魅力的な個性がうかがえます。

お皿もひとつひとつ違った表情。
サイズも複数あるので自分好みのお皿を探してみるのも楽しいかも♪
普段の食卓を小さな喜びで満たしてくれる、そんな日用雑貨になっています。

お次はお花を生けることをもっと楽しくしてくれる花瓶たち。
うずまき花器はデザインとしてみても面白く魅力的な形状をしているのはもちろん、
その特徴的な形状によりお花を剣山なしで簡単に生けることができます。

陶器ながらも柔らかな袋の質感と丸みが見事に表現された花器。
生けた花との不思議なコントラストが見るものを引き付ける個性的な一作です。

どこかの窓辺、もしくは絵画などを飾る額縁のようなデザインをした花器は、
ただお花を生けるだけで一つの物語をそこに演出してくれる作品になっています。

一方こうした作品以外にも動物を模した特徴的な花器が。
ぽってりとしたシルエットが可愛らしいフクロウや、

丸みを帯びたデザインのぶたさんなどゆかいな仲間たちがたくさん。
生き物の特徴を残しつつ絶妙にデフォルメされた動物たちにぜひ会いに来てください♪
「あさ工房」さんは今回のポップアップで約300点もの作品をお持ちいただけるそうです。
そんなたくさんの作品から自分好みの一つを見つけ出す楽しみは、こうした機会でしか得られない喜びです。
加えて今回「あさ工房」さんが梱包を請け負ってくださることもあり、割れ物ながら遠方への配送も可能です。
気になる作品がある方は気軽にお問い合わせください。
「あさ工房」インスタグラム